印刷における紙とは ④

こんにちは!Blog担当者です!
今回のテーマは、「サステナブル」と「SDGs」についてです。
最近このワードを目にしたり、耳にする機会が増えてきました。
「サステナビリティ」を積極的に取り組んでいる企業も増えてきている一方、まだまだ知らない人も多いのではないでしょうか。
今回は、持続可能な社会の為に、印刷会社として取り組んでいることを具体的に説明していきます。

 

1.「サステナブル(Sustainable)」と

「サステナブル」は英語で「Sustainable」と書きます。

「sustain(持続する)」と「able(~できる)」という2つの単語を組み合わせた形容詞で、直訳すると「持続可能な」という意味になります。

似ている言葉で、「サステナビリティ」があります。

こちらは英語で「Sustainability」と書きます。名詞で「持続可能性」という意味です。

どちらも同じ意味を持ち、名詞か形容詞の違いがあるため、日本語に直訳した時の意味で使い分けされています。

 

現在、日本だけではなく、全世界で「サステナブル」な社会の実現をめざし、さまざまな取り組みがおこなわれています。

「サステナブル」は、「持続可能な発展」や「持続可能性」の概念で、自然環境や社会を考慮しながら、経済活動を持続可能な形で発展させていく為に使われてきました。

 

2.「SDGs」と「サステナブル(Sustainable)」の関係

SDGs(Sustainable Development Goals)は、2015年9月の国連加盟国(193カ国)で採択され「地球上の誰一人として取り残さない(Leave no one behind)」を共通理念とした、2030年までの持続可能な開発目標です。

外務省公式ページ〜SDGsとは?〜

つまり、「サステナブル」な社会を目指すために、具体的目標として設定したのが、「SDGs」となります。

弊社でも、事業活動を通じ、「SDGs」の実現にむけて真摯に取り組んでいます。

例えば、エネルギー削減のため、低電力、熱低減の印刷・加工設備を導入し、環境に配慮したものづくりの実施や、大気汚染水素系揮発性有機化合物 (VOC)含有率1%未満の地球環境にやさしいインキの使用をしています。

 

東京オフのSDGsへの姿勢と活動

 

3.印刷会社が取り組める事

ここからは、印刷会社が取り組めることを、具体的にお話します。

先程、「SDGs」のお話をさせて頂きましたが、17のゴールには、「環境」「社会」「経済」の

3つの側面があります。

印刷会社として取り組むこととして、「環境」を元に考えてみました。

例えば、PET素材で生産していたパッケージを、紙に切り替えることが可能です。

もう一段階踏み込んで、ただの紙ではなく、「非木材紙」を仕様することで、よりSDGsに貢献できます。

非木材紙とは木材を使わず植物繊維を原料として作られた紙です。

主にケナフ、バガス、竹、コットン、わらなどがあります。

本来、廃棄される原料を使用して作った用紙を使う事により、木材の消費を抑え、森林の保護に

貢献する事ができます。

五條製紙〜ラフバガスペーパー〜

いかがだったでしょうか?

サステナビリティを取り巻く状況は日々変化しており、「SDGs」に関連するワードを目にする機会も増えて来たのではないでしょうか?

「SDGs」は世界共通の目標で、突き詰めればサステナビリティ(持続可能性)に配慮した社会の実現を目指さなければなりません。

また「SDGs」への取り組みは、企業イメージの向上にもつながる、重要な要素となっています。

まずは、身近なところから「SDGs」の取り組みをはじめるのはいかがでしょうか?お気軽にご相談ください。

 

 

上記以外にもご紹介していますので是非こちらも参考になさってください。

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次回は「データ入稿のお話」です。