特殊加工
表面加工やエンボス加工、箔押し、型押し、浮き出しなどの加工を加えることで、付加価値の高い印刷物を作成することができます。
機能的な要素やデザイン的な要素も含まれており、作製した印刷物に高級感を出すことが可能です。
合紙加工などで紙に厚みを持たせたり、裏糊加工でオリジナルのタック紙を作製したり、用途に合わせたさまざまな加工をご提案いたします。
特殊加工の種類
表面加工
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グロスニス
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PP貼り
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スクラッチマットPP
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ベルベットPP貼り
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プレスコート
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ホログラムPP
エンボス加工
合紙加工
窓貼り加工
表面加工の一種で、貼り合わせる紙の一部が窓のように穴が空いているものへ施す加工です。おもちゃの箱やお菓子のパッケージなど、中身の商品を見せたい場合に用いられます。通常の表面加工より注意点はあるものの、実際に商品が見える安心感で訴求力がアップします。
【製品例】
製袋加工
紙を抜いた後、封筒や角底袋の形に貼り合わせる加工のことです。
生産する数量に合わせて、手貼り製袋や自動製袋でコストメリットを出すことができます。
既製の封筒サイズであれば、抜型を作らないエキセン抜きで対応可能です。
【製品例】
口糊加工
口糊加工には、アラビア口糊、アドヘア口糊、両面テープ、 ホットメルト加工の4種類があります。
アラビア口糊加工:アラビア糊という水糊を封筒のフタ部分に貼って乾燥させたもの。切手のように水を塗布しなければ糊が付きません。
アドヘア口糊加工:フタと胴の両方にゴムのような接着剤を塗布して乾燥させたもの。塗布面を押し付けることで接着します。
両面テープ加工:封入口に両面テープを貼り付けたもの。
ホットメルト加工:封入口に糊加工を施して、その上に剥離紙を被せたもの。接着材としての強度や耐久性に優れています。
それぞれ長所、短所があるので、最適な加工方法をご提案します。
【製品例】
後糊加工
一般的にタックラベルを作成する際は、タック紙メーカーで生産しているタック紙に印刷・加工をしますが、既製品では、どうしても種類が限られてしまいます。後糊加工は、タック加工をしていない紙の裏面に、後から糊を塗布して、タック紙状に仕上げる加工です。紙の厚みなどに制限はありますが、この後糊加工を施せば、さまざまな紙でタックラベルの製作が可能です。表裏で色が異なる紙など規格にない紙を作り出したり、タック紙と銀紙を貼り合わせたりすることで表現の幅を広げられます。
【製品例】
抜き加工/貼り加工
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抜き
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貼り
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ブッシュ抜き
箔押し加工
型押し加工
表面から金属版の型を押しつけ、表面をへこませる加工です。印刷ではなく凹のみで表現されるため、落ち着いた高級感を演出することができます。より凹凸感を魅せるにはやわらかく、厚い用紙がおすすめです。
【製品例】
浮き出し加工
金属版の凹版凸版の間に用紙を挟んで型押しすることで、表面を浮き出す加工です。浮き上がった表現のため触った感触でも楽しめます。より凹凸感を魅せるにはやわらかく、厚い用紙がおすすめです。
【製品例】